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体重減少(=寿命減少)対策

【 ID-397 】

ID ID-397 性別 男性 年齢 65歳
病 名 肺癌(非小細胞肺癌) 進行度 ステージ4
手術歴 - -
放射線
治療歴
2002年01月 33グレイ 肺
  2002年04月 28グレイ 頭
  2002年04月 12グレイ 右膝
抗癌剤
治療歴
2002年01月〜2002年03月 シスプラチン
  2002年01月〜2002年03月 ピンディシン
現在、最も辛い症状

味覚なし、食欲不振、足の激痛、めまい、吐き気

相談その1

 父の事で相談します。昨年11月右肺の癌が分かり、今年の1月よりある病院へ入院しました。場所が悪く手術は出来ないとの事で、抗癌剤と放射線の併用の治療が始まりました。
 3月末に肺の癌が小さくなり安心したところ、大脳と小脳・副腎・右膝(骨)への転移が分かった為いったん肺の治療を中断し、通院による頭と膝への放射線治療を行いました。
 1月の治療の際はさほど副作用も無かったのですが、4月に入ってから頻繁に身体の不調を訴えるようになりました。
 来週からは入院による抗癌剤(薬はまだ未定との事)治療に入りますが、更に体調が悪くならないか不安です。

相談その2

 入院してからの抗癌剤は何が一番効果的であるか、また副作用を少しでも抑える良い方法などがあれば教えて頂きたいと思います。


平岩 正樹 先生の回答

 肺の非小細胞癌に対する抗癌剤治療は、ID-164に対する回答を参考にしてください。ビンデシンやシスプラチン単独は、間違った選択ではありませんが、古典的な治療法です。ID-164の(1)〜(10)の内、とりあえずは、私ならば(2)(7)(10)から選択していきます。もっとも大切なことは「評価」です。これについてはID-98を参考にしてください。

 味覚なしや食欲不振、吐き気に対する対策は、ID-191、117、に対する回答を参考にしてください。

 足の激痛は抗癌剤の副作用ではありませんが、ほぼ完璧にコントロールできると思います。ID-208と74に対する回答を参考にしてください。

 めまいは脳転移によるものでしょうか。通常の眩暈薬が奏効する場合もあります。

 

その他の体重減少(=寿命減少)に関する回答は、下記ID番号をクリックしてください。

ID-102 ID-117 ID-191 ID-397
ID-522 ID-830 ID-929 ID-1367

 


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