体重減少(=寿命減少)対策
【 ID-191 】
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ID |
ID-191 |
性別 |
女性 |
年齢 |
70歳 |
病 名 |
その他(子宮体癌) |
進行度 |
再発 ガン性腹膜炎 |
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手術歴 |
2001年05月 |
子宮摘出 |
放射線 治療歴 |
- |
- |
抗癌剤 治療歴 |
2002年02月〜2002年03月 |
不明 |
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現在、最も辛い症状 |
食欲不振 、吐き気 |
相談その1 |
昨年5月末子宮体癌の手術を受け子宮を摘出しTb期ということで無事退院致しました。リンパの関係で足のむくみがひどくなった他は、特に後遺症はありませんでした。毎月一回の検査も異常なく半年後の検査も異常はありませんでした。 しかし、昨年暮れに吐き気を伴う風邪に似た症状があり、お腹の張りを少し感じ病院にかかりましたが、お通じがあまりないということで下剤を処方して頂き、念の為レントゲンをとりました。 年明け1月7日病院で結果は心配ないということでしたが、本人が、さらに体調不良を訴えたためMRIをとって頂きました。 もっと運動をして歩くように言われましたが日に日に歩くことすらつらくなり、食事もとれず16日に検査結果を伺いに行く際はフラフラでお腹はパンパンに膨れていました。 検査結果は癌性腹膜炎ということで病巣はないとのこと。24日に入院し28日より抗がん剤治療を始める予定でしたが、その日の28日朝、脳梗塞で倒れ急きょ梗塞の治療がはいり、化学治療が始まったのは2月15日でした。薬品はCTP−11とCDDPの予定でしたが腎臓が弱っているとのことで1種類は別のものに変えたそうです。 |
相談その2 |
2回目は3月8日にカンプトの点滴が一種類だけでした。脳梗塞により左半身麻痺状態でリハビリを行いながら癌治療をしていますが、入院前より食欲が無くなった上に、度重なる治療でほとんど食べ物を口にできない状態です。 リハビリを進めたくても点滴だけの栄養と副作用で本人のつらさはかなりな様子で、お医者様に相談しても何の改善もして頂けず、「化学治療がいやなら脳外科かホスピスにでも行ってくれ」といわております。 どうしていいかわからず苦しんでいる母を少しでも楽にしてあげたいと、悩んで先生にご相談させて頂きました。本人は「治りたい。頑張る。」と言っていますが、もうやつれ果てています。腹水の方は脳梗塞で倒れ治療している間に何故か減っていました。 |
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平岩 正樹 先生の回答 |
抗癌剤の副作用による食欲不振は、ヒスロンH、アセナリン、六君子湯、副腎皮質ステロイドホルモンなどを適宜使用して対応します。これでも改善できなければ、抗癌剤の効果が出る範囲で、抗癌剤の投与量を減らします。 これでも改善しない場合は、抗癌剤の種類を替えます。タキサンやジェムザールならば、比較的食欲不振は出難いと思います。 |
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