【No.1】
2004年7月17日 【平岩先生に深く感謝いたします。】
週間現代「読む抗ガン剤第112回」読ませていただきました。
C先生の「日々の臨床で精一杯」という言葉まさにその通りなのだと思います。平岩先生だって同じはずです。だから最初に感じたのはこんなに情熱的に患者さんのために奮闘してくださっている平岩先生が私たち全国の癌患者・家族のために時間をさいて助言してくださっていることへの感謝の思いでした。
ただ臨床の現場において、このような熱心な先生方に巡り会える可能性は必ずしも高くありません。でも一つ言えることは、私達、患者と家族の姿勢(せめて勉強する)が先生の意識を変えることもあると言うことです。
相手に求めるだけでなく、自分も精一杯、力を尽くす。その熱意が伝わると、今まで大勢いる患者の中の一人としてしか見ていなかった目が変わることもあります。
人間と人間の関係ですから、医師・患者・家族のお互いが自分の生きている時間を駆使して、体当たりしてこそ、そこにかけがえのない、よりよい関係が生まれ悔いのない闘いができるのだと思います。
平岩先生やC先生のような、心ある医師の心ある診療に報いるためには、自分も心をつくして、わけのわからない専門分野にも、どんどん首をつっこむ必要があるのです。
最後になりますが、平岩先生、お体どうぞ大切にされてください。せめて、お風呂くらいゆっくり入って、リラックスする時間をもたれてください。私の実家は草津温泉ですが東京から日帰りも出来ます。いい宿、おとりしますよ。
まだまだ手のかかる三姉妹の母より
このページは、週刊現代 読む抗ガン剤 第112回 『吐かない弱音、吐く弱音』の中に出てくる「C医師」に対する意見を掲載しております。(選考は平岩先生が担当しております。)