代替療法に関する相談
【 ID-555 】
|
ID |
ID-555 |
性別 |
男性 |
年齢 |
66歳 |
病 名 |
大腸癌 |
進行度 |
ステージ4
腹膜転移 |
|
|
手術歴 |
2001年11月 |
大腸一部切除 |
放射線 治療歴 |
- |
- |
抗癌剤 治療歴 |
- |
- |
|
|
現在、最も辛い症状 |
腹水がたまる事による食欲不振 |
相談その1 |
初めてご相談させて頂きます。 患者は66才になる私の父親なのですが、去年11月にQ1のQ2病院にて大腸癌を切除し術を受けました。 ところが、今年になって腹水がたまりQ3のQ4センターで診察を受けました。 結果は、癌の再発で腹膜の中に癌細胞が撒き散らされ手の施しようが無く、放射線、抗がん剤治療も意味が無いとはっきり言われ、ホスピスを紹介され痛みの緩和治療に専念されたらどうですかというような結果でした。 あまりにもあっけなく、はっきり言われた為本人もかなりのショックをうけたと思います。現在はQ5にあるQ6病院で緩和ケアを受けています。 本人の意思で、韓国で抗がん剤として使用されているらしい「メシマコブ」を服用しておりますが、日に日に衰弱しているようで効果が無いようです。 本人はもちろんの事、我々家族も出来る事は最大限尽くして癌と戦いたいと思っております。 本当にもう「死」を待つしかないのでしょうか? 何か効果的な治療方法をアドバイス頂ければと思い、藁をもすがる思いで投稿させて頂きました。 是非とも先生のアドバイスよろしくお願いいたします。 |
|
|
平岩 正樹 先生の回答 |
Q4センターはよく誤解されるのですが、国の研究機関です。研究対象にならない患者は「治療法はありません」と言われます。 4月の教育テレビで私の医療が紹介されましたが、その時登場した私の患者の今井さんは、昨年はQ4センターで10ヶ月間、抗癌剤治療を受けていました。 それなりに成果が上がっていたのですが、薬が効かなくなるとやはり「もう治療法はありません」と言われています。 Q4センターの医者は極論を言えば、研究以外に勝手に患者を治療することが任務ではないのです。 研究に外れる治療をすれば、国会議員の秘書給与問題にも通じる「国家予算の恣意的使用」にあたるくらいに理解すれば、Q4センターの医療も理解できます。 メシマコブが効かないのは当然です。世界に900万本以上ある医学論文に、メシマコブが生きている人間の癌に有効だったという論文は一つもありません。ID−541に対する回答を参考にしてください。 今の状態に相応しい治療は抗癌剤治療です。ID−105に対する回答を参考にしてください。 |
|
|
|
その他の代替療法に関する回答は、下記ID番号をクリックしてください。
↑PageTop