代替療法に関する相談
【 ID-1440 】
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ID |
ID-1440 |
性別 |
女性 |
年齢 |
46歳 |
病 名 |
乳癌 |
進行度 |
ステージ4 |
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手術歴 |
- |
- |
放射線 治療歴 |
- |
- |
抗癌剤 治療歴 |
2003年05月〜2003年06月 |
CAF2クールめ) |
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現在、最も辛い症状 |
特になし |
相談その1 |
がん告知のときすでに鎖骨上リンパ転移をきたしており、治療は4期で臨むことになり、抗がん剤で全身治療を行ったあと、腫瘍が小さくなれば温存手術も可能かというスケジュールです。
2クールめの途中ですが、代替療法を考えており、主治医に尋ねたところ、抗がん剤をやめれば腫瘍が皮膚から出てくるだろう、そうなれば手術も大変になるという答えでした。
仮に抗がん剤を中止して、1か月という期間限定で代替治療をした場合のリスクについてお伺いしたいのです。
やはり主治医の言うとおり、1か月の抗がん剤中止は危険な賭けとなるのでしょうか。
なお、ホルモン療法もハーセプチン(+1)も効果なしとの判定です。 |
相談その2 |
もう一つ、がんの種類ですが、消化器にできる扁平上皮癌という変わったタイプだとのこと。 種類によって再発しやすいとかはないということですが、ある医師によれば粘液癌などは再発しにくいとの見解を聞いたことがあります。 自分の癌の種類が少数派とはいえ、なにも知らないというのはやはり不安です。 4期で、このあと再発となればかなりハードな状況が待ち受けていることになるわけで、少しでも情報が欲しいところです。 どうかよろしくお願いいたします。 |
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平岩 正樹 先生の回答 |
どんな治療を「代替治療」と呼んでおられるのかはわかりませんが、一般的には無治療と同じ経過をたどります。 無治療を1ヵ月続けるとどうなるかは、その乳癌の成長速度に依存します。 1カ月で、一般的にはせいぜい2倍程度の成長ですので、通常は、余り大きな影響はないと思います。ただし大きければ大きいほど、その後の治療が若干困難になることは覚悟する必要があります。 乳癌は組織型よりもリンパ節転移に予後が依存します。 炎症性乳癌という特殊な乳癌がありますが、その他の乳癌については約20種類の組織型が存在しますが組織型に特別な意識をもたれる必要はないと思います。 |
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