代替療法に関する相談
【 ID-541 】
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ID |
ID-541 |
性別 |
男性 |
年齢 |
54歳 |
病 名 |
胃癌 |
進行度 |
進行度不明 |
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手術歴 |
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放射線 治療歴 |
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抗癌剤 治療歴 |
2002年05月〜2002年06月 |
不明 |
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現在、最も辛い症状 |
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相談その1 |
抗がん剤とアガリクス等の活性β−D−グルカンを含む健康食品を併用することについてどう思われますか? |
相談その2 |
グリベック(分子標的薬)の進行性胃がん患者への投与についてどう思われますか? |
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平岩 正樹 先生の回答 |
抗癌剤の性質や使い方を、一口に言うことには無理があります。「抗癌剤」というものはない、あるのは種々の性質をもった薬の集まりを「抗癌剤」とよんでいる、と言えば理解していただけるでしょうか。 これは「国」にたとえることができます。「国」というものはどこにも存在していません。存在しているのは、日本とか中国とか米国という個々の国です。 アガリクス等の健康食品が、単独あるいは抗癌剤との併用で、癌に有効という根拠はまったくありません。 この根拠とは、今では誰でも以下のようなサイトで参照できます。 (1)healthy.pair.com(掲載時)
世界中の900万本以上の医学論文の検索サイト
(2)asco.org/ac/1,1003,_12-002328,00.asp(掲載時)
米国臨床癌学会での、最近数年間の1万数千本の研究発表の検索サイト
(3)https://www.cancer.gov/
米国がん研究所(NCI)のデータベース
グリベックは胃肉腫というまれで特殊な「がん」に有効である可能性がありますが、これは一般的な「胃癌」とはまったく種類の異なる悪性腫瘍です。
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