05/01/28「イレッサの検討会」の内容と感想
先日厚労省で行なわれた、「イレッサ検討会」に参加されたUさんから、会議の内容と感想をいただきました。今後の抗がん剤の承認にかかわる重要な問題だと思います。薬の副作用だけが問題なのか、処方する医師に問題はなかったのか。
抗がん剤の専門家が処方していれば副作用死は最小限に抑えられたのでは?
副作用死がクローズアップされている反面、イレッサによってかなり効果が見られたケースも報告されています。
早期承認を求める患者と副作用死の恐怖。
死期の迫ったがん患者の副作用をどのように考えるか等、いろいろな問題を提起していると思います。
ちなみに私も「イレッサ検討会」の傍聴を申し込んだのですが、抽選でもれて参加出来ませんでした。
Uさんの会議に出席した感想
- 会議の中身はかなり真面目なもので、単なる結論の先延ばしではないと思いました。
- しかし、特定の変異遺伝子所持者にのみ効くのか、そうではないのかというような、きわめて重要な問題点については、もっと積極的に研究を進めるべきなのではないかと思います。
- この種の会議に対しては、直接の当事者である患者あるいは患者家族を正規のメンバーとして参加させるべきではないのか、という点です。
※ 内容についての注意事項
・イレッサ検討会については、傍聴者には、最後のまとめ案を含め、配布されない資料がたくさんありましたので、耳からの情報には正確さを欠いている点があるかもしれません。
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