2004年6月16日
「がんのWeb相談室」 サイト係御中
拝啓。私は50代の一専業主婦です。
先日主人が呉共済病院の光畑先生の診察を初めて受け、そこで平岩先生と光畑先生の対談のプリントを診察の待ち時間に読んでいますと、中から光畑先生の早口で優しいお声が聞こえてきました。
優しいお声のわりに、中身がけっこう厳しかったのでつい耳をそばだててしまいました。
女性の患者さんで、自分の病気に対してしっかり把握してなかったのか、まずそのいいかげんな姿勢を注意されてるのです。高血圧を他の病院で指摘され、その患者さんが治療を希望すると今度は病院で測って高いのはウソの血圧だから、自宅で朝夕測定したものを持ってきなさい・・・、血圧計は持っているか・・・と話されている。もちろん病気自体もしっかり説明されてました。
だから、患者さんによっては診察時間が長くなるのがその時わかりました。
それから、主人の尿管結石の診断はレントゲン写真を見ながらのエコーで、
「こことここに石があるがもうすぐ尿と一緒にでるから、水分をしっかりとって・・・。薬は必要ないでしょう・・・。」
主人は痛みがひどくて鎮痛を望んでたのですが、
「すぐ出る。大丈夫。」
で診察おわり。
その日の主人はうんうん唸ってましたが、夕方尿が途切れた時少し力むと排石したようで、それから 全く痛みもなく、先生のおっしゃるとおりでした。
主人は痛み止め位、処方してくれればいいのにとブツブツ言ってましたが、私は
「お産の痛さはそんなもんじゃなくもっと痛いよ・・・。お産の痛さが分かったでしょ・・・(^^)」
とユニークな光畑先生のやり方にすっかりファンになってしまいました。
私は診察室には入らずお逢いした訳でもないのに、何だか素敵な先生にお逢いできた感じで、一日中ほんわかした気持ちでした。
どうしてもお話したくて、メールしちゃいました。あしからず・・・。
かしこ